真白きだけの花火よ霞草

三十路で始めるロックンロール。いまだ売れていない天才(自称)バンドマンが語る音楽、文学、哲学、詩、料理、日々、あるいは旅。

12/2 バンドを組んだからって飲みに行かんくなったりしたくない

このごろずっと偏頭痛が続いていて煩わしい。これって天気のせいなんですかね?

昨日はすこし働いたあと三宮で辻くんと飲みに。バンドを組む前に、「バンドを組んだからって飲みに行かんくなったりしたくない。俺たち友達やから」と辻くんが言っていた通り、俺たちはバンドを組んでも相変わらず昔のように二人で飲みにいってウダウダと人生や哲学やロックのことについて話す。

出会ってから十年近くになるが、いまだにブリティッシュ・インヴェイジョンがどうだとかボウイやルー・リードの話をする。

辻くんはかなり賢い男だし、俺だってそんなに頭は悪くない。はっきり言って完全にロックに人生をむちゃくちゃにされたが、むちゃくちゃな人生は望むところだったのだ。

「好きなことをやり続けるのが人生で一番いいことやろ? だからロックに出会った時、ラッキーって思ってん。俺、もうゴール見つけてもうたわ。みたいな」とビールを飲みながらヘラヘラ笑う辻くんは本当に馬鹿だ、だから、アレだ(by大槻ケンヂ「香奈、頭を良くしてあげよう)。

飲み終わると、某ライブハウスでワンマンの打ち上げをやっていた男と連絡がとれたのでそっちに向かう。しかし旗色悪し。なぜか俺がモエシャンドンをおごる流れになったので、桜を見る会を追求する野党の政治家に電話がかかってきた設定を駆使してその場から離れる。

みんな俺はいったん出て帰ってくると思ってるだろう。

しかし帰らない。俺はそんな安易な期待になど応えてやらないのだ。俺は俺の人生を取り戻す。俺の人生は音楽をやること。すまん、と謝りながら辻くんを完全に放置して家に帰って焼酎を飲んで寝た。

 

起きて、焼酎は余計だったな。と思った。