真白きだけの花火よ霞草

三十路で始めるロックンロール。いまだ売れていない天才(自称)バンドマンが語る音楽、文学、哲学、詩、料理、日々、あるいは旅。

瀬門春壱の「週報」6/8〜6/14

オールデイ・オールナイ働き倒してたどり着いたロックンロール・サーキット・イベントは朝から。どうにかシャワーだけは浴びてこられてラッキー、深夜二時くらいまで働き打ち上げの途中で離脱。 ザ・シックスブリッツのライブが凄まじく良く、「Too街PAIN」…

祝サブスク解禁! Syrup16g全アルバムレビュー②『delayed』『HELL-SEE』

祝サブスク解禁、Syrup16g全アルバムレビュー、前回の記事はこちら。 www.haruichisemon.com ● delayed【reissue】 『delayed』 2002年9月25日発売の3rdアルバム。 五十嵐という男はものすごく多作で、五十嵐が書きためていた・あるいは過去にデモとしてリリ…

瀬門春壱の「週報」6/1〜6/7

神戸某ライブハウスにブッキング・マネージャーとして入ったのは約二年くらい前で、やめといた方がいい、やめといた方がいいという頭の中の声を遮って始めたところ、まあこのご時世やっぱり大変で、連絡は常にひっきりなし、そしていつまでも終わらない夏休…

祝サブスク解禁! Syrup16g全アルバムレビュー① 『COPY』『coup d'Etat』

気圧の変化で体調が悪い、などと言う人間を見てはそのたびに「は、気圧でいちいち人間の状態が変わってたまるかい。なにを言い訳しとんねや」と心の中で蔑んできたワタクシですが、朝から鈍重な雲が空に立ち込めている今日、時間はすでに晩8時を回っているの…

瀬門春壱の「週報」5/25〜5/31

久しぶりに古巣の万葉倶楽部という温泉施設に遊びに行く。 俺はここで何年間かデシャップという、厨房とホールをつなぐ仕事をやっていて、毎日ひたすら御膳を組み上げては客のクレームをさばき、キレやすい厨房の人間に上手に伝え、時には伝えられず火山が大…

瀬門春壱の「週報」5/18〜24

新開地には朝からやっている立ち飲み屋が櫛比している。 もはや酒をやめる、なんて馬鹿げた考えは捨てて(猿にシェイクスピアを書け、というアレと同じだ)、上手に共存していこうね(しかし六十歳まで生き延びられたら記念にやめてやろうと考えている)、そ…

5/7

とにかく家を越してきてから新しい物を買いまくっているのは、俺も三十路を迎えて令和より一足お先に一周年、そろそろ地に足を着けて生活をしていかんとなあ、と考えているからで、というのも、昔は劣悪な環境、あるいは感情に己の身を置くことで「どうして…

仰げば尊し我が師の恩 さよなら、遠藤ミチロウ

THE STALINの遠藤ミチロウが亡くなった。 容態があまり良くない状況であることは知っていたが、それでも俺はミチロウは死なないと思っていた。 ルー・リードも死なないと思っていたし、デヴィッド・ボウイも死なないと思っていた。伝説のポケモンみたいに、…

4/25

見切り発車で引っ越ししたため、正直もう毎日がバタバタで。 ようやく冷蔵庫と洗濯機が来て生活感が出てきたのはいいのだが、金を稼ぐためにあちこちに顔を出してヘラヘラしたりワケのわからないことに巻き込まれたり、まあ代償として時間を捧げ倒しています…

都築響一『夜露死苦現代詩』

夜露死苦現代詩 (ちくま文庫) まあこんなことをあけすけに言うのもなんだが、狂っている人間が好きである。芸術的に狂っている、とかそんなものにはまったく興味がなく、例えば先日新開地のファミリーマートに夜中立ち寄った時の話だが、オッサンが金を払お…

4/8

例えば十五歳の時に作った曲の中に「愛してる」という歌詞があったとする。その曲を六十歳になって歌ったとする。この時、歌詞を変えない限り、もちろん「愛してる」という言葉は同じだが、そこに堆積した時間は違う。差し引き四十五年分の歴史がそこに折り…

磯崎憲一郎『終の住処』

俺が住んでいるこの街、湊川及び新開地・その周辺は、三宮が発展するその前にはかつて神戸の中心地だったらしく、現在でも至る所にその名残が散見されるのだが、最も老朽化が進んでいるのは街を歩いている人間で、その大半がおそらく齢六十前後の高齢者で、…

4/7

朝から書き物をして、勉強をして、仕事をするが捗らず、本を読み、ギターとベースを弾いていると晩。 友人と鍋を囲み、酒を飲むも、ほどほどまでもいかない、明らかに飲んでいないよなあ、というくらいで打ち止め。 ひどく穏やかな一日。 明日もやることをや…

毎日幸せなんかじゃなくなっていい

新しい元号が令和に決まりましたね。 命令を聞けば平和になる、の意だとか、いや令嬢、なんて言葉もあるように令という言葉にはいい意味合いがあるんだーとか話してますが、っていうかもうホント、もはやツイッターなんてまともに機能してないんだなあ、あっ…

戦争を終えて

稲垣足穂はアルコールの飲み過ぎで終いには鬼を見たというが、昨夜は俺も布団をひっかむり、一日中悪夢にうなされながら二日酔い、ならぬ三日酔い、ならぬ四日酔いの地獄をしのいでいた。 いや本当に酒は地獄で、なぜかというと、俺は母親の身体の中にストッ…

舞城王太郎『山ん中の獅見朋成雄』

本当に好きなものを語りたいのなら、そこには逸脱が含まれる。 もしあなたが本当に競馬のことが好きならば、馬それ自体のことはもちろん、血統、あるいは騎手、果ては日本とイギリスの文化を比較するところまで話が及ぶことだってあるかもしれない。 だから…

内田百閒と蕎麦と型が決まること

夏目漱石門下に於いて、あの芥川龍之介をして「僕と君だけだよ」と言わしめた、近年森見登美彦などのおかげで再評価の向きもある、偏屈因業ジジイ内田百閒は、毎日昼飯は蕎麦一枚しか取らなかった。 なぜかというと、食いしん坊の百閒は夕餉がなによりも楽し…

3/21

イベントが終わり、打ち上げが終わり、某ライブハウスの店長に拉致されて朝まで酒を飲み、朝からスタジオ練習。帰ってきてダウンして二時間くらい眠ってしまう。 目覚めて『サピエンス全史』を読了。少しだけ仕事をやり、今日は完全に休みにしよう、と決める…

3/18

朝から一枚書き、働き、役所でややこしい手続きを終え、少し仕事をしてから飯を喰い、ながら酒を飲んでいる時に、もう酒を飲む必要はないな。と思った。 といっても、人との付き合いで飲むのは別にかまわなくて、ここで俺が問題にしているのは一人酒だ。 毎…

3/17

MV撮影でした。無事に終わり、ようやく一つ心に重くのしかかっていたことが消えました。 仕事をするのはとても好きなのですが、引き受けすぎてすぐキャパを超えてしまうので(おまけに儲からない 笑)、しばらくは自身のやりたいことに専念していこうと思い…

3/16

ねむねむです。 打ち合わせを終えて帰宅すると三時。朝方、雷鳴と吹き荒ぶ豪雨で目が覚め、どうにか眠りに就くも、今度はあっけらかんと輝く太陽の光で目覚め、そのままぼさっと文章を書き、しかし寒くてまったく集中できずもごもごしているうちに打ち合わせ…

3/14

何度か悪い夢を見た。眠りがどうやら浅かったようだ。 それでも目を覚まし、コーヒーを飲み、生活、いまやルーティンと化しつつある(といっても、よく考えるとまだこの家に引っ越して二週間なのだ! これは自分にとって自信につながる)早起きを楽しみつつ…

3/13

どうしても毎朝、いやむしろ昼間まで、出勤ぎりぎりまでだらだらと眠り、夜は遅くまで酒をかっくらい、というわけでまた次の日も遅くまでだらだらと眠り、、、。 今ぱっと調べてみて見つからなかったのだけど、保坂和志がなにかのインタビューで「さすがに三…

3月11日

今日も今日とてお仕事日和でした。 ちょっとした手違いがあり、スケジュール帳がぐちゃぐちゃになっていたので、新しいスケジュール帳を買い直しました。わりと(と言ってもしれてるが)値段のするヤツ。 前のヤツはしょぼすぎてペラペラだったので。 歳を重…

3月10日

湯上りに間接照明だけを点けて、Spotifyで適当に選んだジャズをうっすらと流し(ハービー・ハンコックの『Cantaloupe Island』)、酔い醒ましにお茶を飲みながら、この文章を打ち終えたらこないだ箱根本箱で購入したルドルフ・シュタイナー『いかにして超感…

窓の外

転居先の窓から見える景色が最高です。 今日は朝までVARIT.でオールナイトDJパーティー。 結婚式の引き出物を拾ってくれた縁から知り合ったひろみさん、タカさんと開催する運びになりました。 いや、人生なにがあるかホンマに分かりませんね。 ● 朝まで働い…

戦争

ここ何年かで最もおそろしい日でした。。 自分の価値観が根底から揺らいでいます。 ● 一体俺になにができるのか。というか、俺にはできないことばかりで、それならばなにが残るのか。 ● 今日のことがあるなら、これから先どんなこともやり抜ける気がします。…

転居一週間経過

転居の他にもなんやらかんやら、生活が激変してなかなか落ち着くところがないですが、これからどれだけ短くてもブログは更新します。 ● 今話題になっている箱根本箱、という場所に宿泊してきました。 その話はまたあらためて、しっかり書きます。 明日も明後…

無事に引っ越しを終えました

Lotus leafナリトモ、THE PACマツシロに手伝ってもらい、住み慣れた大石を離れ、新たに湊川に引っ越しをしたその日の晩にバンドメンバーと遅めの新年会を済ませてへべれけになり帰宅、どうにか起床し、今や旧我が家となってしまった大石のアパートを朝から再…

引っ越し前夜

小津安二郎の『秋刀魚の味』を観たからだろうか、本がよけられて空っぽになってしまった本棚と手前に散らばる段ボール、その中に自分の荷物が収まっていることを考えると、この家に越してきてからの俺の人生というのは「目にするとこれだけのものでしかなか…